A.T. カーニー

A.Tカーニー

企業概要

A.T. カーニー(ATK)は1926年に米国シカゴで創立された経営コンサルティングファーム。

全世界40カ国62の拠点に3,600名以上のスタッフとグローバルネットワークを擁する。

金融、通信、ハイテク、自動車、消費財・小売をはじめとする幅広い分野におけるグローバル企業や各国大手企業を中心顧客とし、戦略からオペレーション、ITに至るまで一貫した高品質のサービスを提供している。

A.T. カーニーはパートナーシップ制度を採っており、顧客の最重要課題に対して短期的な成果をもたらすと共に持続的な成長を支援する。

また、2014年度は営業収益11億米ドルを突破し、2020ビジョンとして「世界で最も評価され、信頼されるコンサルティングファーム」になることを掲げている。

企業データ

設立 1972年
公式サイト http://www.atkearney.co.jp/about/company.html
本社所在地 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル東館32F
代表者 梅澤高明(日本法人会長/パートナー) 岸田 雅裕(MD)
社員数 200名位(推定) ※グローバルでは3,600名以上
事業内容 経営コンサルティング

特徴・強み

高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を最大の強みとしており、クライアントの現場が実行できる戦略を策定することや、支援後の成功を念頭に置いている。

それゆえに、提供する価値がトップマネジメントに向けての戦略提案だけに止まらない点に特徴がある。

経営層・マネジメント層に対する戦略策定と、それをクライアントの現場が実行できる粒度にまで落とし込んだアクションプランの策定まで「目に見える成果」に拘ったコンサルティングには定評がある。

これは、他戦略ファームにありがちな「実現不可能な戦略策定」の反省点からきている。

 

また、同社のクライアントの9割は日本企業で構成されることも特徴的で、顧客の「目に見える成果」創出を通じて、日本の産業全体の競争力を強化し、「日本の変革」を大きく掲げ、名実ともに「The Best Firm」となることを目標としている。

クライアントは、金融、通信、製造など幅広く支援しているが、製造系クライアントからの支持が高く、多くのナレッジを保有している。

 

社内ではワークライフバランス含め、働く環境を見直す社内プロジェクトが実施され、コンサルタントの定着率が近年顕著に高まってきている。

またプロジェクトのアサインメントにあたっては、社内公募制度を採用しており、コンサルタントの希望が大きく加味されることも特徴となっている。

福利厚生については、育児休暇制度等が充実していることもコンサルタントの定着率の高さに繋がっている。

著名な出身者

  • 楠雄治 – 楽天証券代表取締役執行役員最高業務執行責任者
  • 高家正行 – ミスミグループ本社代表取締役社長
  • 小松崎行彦 – 株式会社ファミリーマート 取締役 常務執行役員
  • 松本恭攝 – ラクスル株式会社代表取締役社長
  • 佐藤勇樹 – 株式会社リブ・コンサルティングパートナー&マネージングディレクタ
  • 池上真之 – 株式会社エブリスタ元代表取締役社長
  • 内山英俊 – 株式会社UNERRY 代表取締役社長
  • 久保裕丈 – MUSE & Co.株式会社元代表取締役社長

選考体験記

関連記事