企業概要
大和総研は、大和証券グループ・大和総研ホールディングスのシンクタンク、(大和証券グループ向け)システム開発会社、システムインテグレーター(ユーザー系)である。
大和総研が会社分割されてできた持株会社であり、傘下に大和総研、大和総研ビジネス・イノベーションなどリサーチ、コンサルティング、システムインテグレーションを中核事業としている企業を持っている。
大和証券グループの中におけるソリューション企業として、主には同グループ内向けにリサーチ、システム、コンサルティングの各機能を担っており、インハウスコンサルティング、シンクタンクがメインとなっている。
同時に金融資本市場向けのコンサルティング事業も行い、グループにとって貴重なリソースを提供している。
具体的には、経済・金融資本市場・環境CSRに関する調査、提言、コンサルティング、システムインテグレーションなどを行っている。
国内拠点は、東京・大阪・名古屋の3都市、海外拠点は、ニューヨーク・ロンドン・上海・北京・済南・ヤンゴン(ミャンマー)の6都市に構えている。
また、2015年3月期の連結売上高は813億円、連結従業員数は1,777(男1,408、女369)名 です。
企業データ
設立 | 2008年 |
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公式サイト | http://www.dir.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都江東区冬木15番6号 |
代表者 | 草木 頼幸 |
社員数 | 1,777(2018年時点) |
事業内容 |
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特徴・強み
コンサルティング、システムデザイン、アプリケーション設計~開発、運用まで行っている。
シンクタンクとして長年培ってきた高水準のノウハウ・技術力をベースとし、理想論ではなく実現可能なソリューション提供している。
基本的には、システムインテグレーションおよびASPを事業の柱としているが、特にシステムインテグレーションにおける基本的なコンセプトは下記の2点にあげられ、超大手顧客の基幹業務におけるシステムライフサイクルに一貫して深く入り込むことで信頼を得ている。
(1)「超大手顧客」に対して徹底的に「プライムコントラクタ」にこだわること
(2)顧客のコア業務、「心臓部分」と言える領域に注力すること
また、大和総研の特徴として、大和総研ビジネス・イノベーションという、システムインテグレーターとしてのソリューション提供を行なっている。
特定のメーカー等に偏らない中立的なシステムインテグレータ(Sier)として、ハード、ソフト、サービス等について、顧客にとって最適な組み合わせによるサービスを特徴としている。
さらに、グループ内の金融機関システムを長年に渡り提供してきた実績とノウハウが、情報システムが企業の競争力に直結する現在にあって、大規模でありながら高信頼、高効率なシステムサービス提供を実現している。