企業概要
ベイカレント・コンサルティングは、日本発のコンサルティングファームとして1998年に創業した総合・IT系ファーム。
設立時はシステム構築、ITアウトソーシング事業を中心としたSIerとして創業したが、2004年よりコンサルティング領域へ進出し、現在では戦略コンサルティング、業務コンサルティングなど総合的に展開している。
直近では、戦略ファーム出身者が多く集まるなど戦略コンサルティング領域を業務拡大している。
ベイカレント・コンサルティングは、企業が抱えるあらゆる課題に対してあらゆる側面からアプローチし、クライアントの真のパートナーとして経営・事業の戦略策定、業務の改革、IT推進などの実行までを総合的にサポートしている。
主に、売上高1,000億円以上、各業界トップ5に入るような国内大手の企業や外資系企業を中心に取引。大手民間企業から政府機関に至るまで、日本マーケットを中心に、アジア・欧米マーケットのクライアントに対して、経営課題の解決支援を行なっている。
また、2016年に東京証券取引所に上場後、現在ではアメリカ・イギリス・アジアにおけるビジネス拡大に向けて積極的に投資を行なっている。(2018年2月期時点では、日本本社始め、各国グローバル拠点においてクライアント支援を行なっており、全体の約30%程度がグローバルプロジェクトとなっている。)
企業データ
設立 | 1998年3月25日 |
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公式サイト | http://www.baycurrent.co.jp/index.html |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目23-1虎ノ門ヒルズ森タワー9階 |
代表者 | 代表取締役社長 阿倍 義之 |
社員数 | 1,528名(2018年4月時点) |
事業内容 |
経営・業務とITに関するコンサルティング、SIおよびアウトソーシング |
特徴・強み
ベイカレント・コンサルティングの特徴として、成長速度があげられる。
1998年の創業以来、経営戦略の立案から業務プロセス改善等のコンサルティングを軸に、システム導入やアウトソーシングサービスまでのトータルソリューションを行うことで15期連続増収増益という、業界内では比類ない成長を遂げている。
コンサルティング業界においては、業界平均以上のスピードで安定して成長している。(コンサルティング業界の年平均成長率は4%程度、ベイカレント・コンサルティングは10%以上の成長を例年遂げている。)
世界経済の変化を正確に捉え、迅速に実行していくことが求められるコンサルティング業界の中で、ベイカレントのサービスは確実に成果を残していることが要因である。
また、ベイカレントの強みはシステム・IT系の案件が多く豊富なノウハウを保有していることが挙げられる。
創業時はエンジニアの派遣会社だったという背景もあり、現在もシステム導入や開発には定評があるコンサルティングファームである。
売上の約8割をシステム・IT案件が占めていることからも、ITコンサルティングファームとしての評判が高い。
一方で、直近では戦略系や総合系の大手コンサルティングファーム出身者がジョインしたことで、戦略・ビジネス領域のコンサルティングが大幅に強化されている。
現在も、引き続き戦略コンサルティング機能の強化を積極的に行いつつ、前職マッキンゼーやBCG、ローランドベルガー、アクセンチュアの出身者を集めながら急成長している。
強みのある業界としては、金融、医療、通信、官公庁等 多くの分野があげられる。
のコンサルティング部門は、インダストリーや手法専門によって分けておらず、フラットな組織でゼネラルに様々なプロジェクトに関われることが特徴であり、スキル、志向性に応じた幅広いキャリアを構築することが出来る。
プロモーションも早く、実力次第では30歳前後でパートナーとして 部門運営にも関わることが可能であることや、積極的に裁量を与える社風は若手のコンサルタントに人気がある理由の1つとなっている。