広告代理店への転職に英語は必要？どのくらいの英語力が強みになるのか

広告代理店への転職に英語は必要？どのくらいの英語力が強みになるのか

広告代理店で英語力が必要かどうか気になる人は多いと思います。

そこで、広告代理店で働いていた私が内情を交えて紹介します。広告代理店に転職しようか悩んでいる方、広告代理店で英語を使用するのかどうか気になる方には必見です。

今回は広告代理店に転職する際のポイントや、入社後の英語力などについて経験をもとにまとめました。また、英語力を伸ばすための方法についても記載してます。

広告代理店に就職・転職を考えている方の力に少しでもなれたら幸いです。

広告代理店への職転に英語力は必要か？

結論から言いますと「英語力は必須ではない」です。

なぜなら、経験やスキルが最も重視され、英語を使う業務が必要なケースは多くないためです。特に広告代理店での仕事は、営業やプランナー（事務系）なので、Web関連の知識やコミュニケーション能力（日本語）が重要となってきます。

また広告代理店に関わらず、転職の際は業界業種関わらずに土台である志望動機をしっかり固めたり企業研究することのほうが大切です。特に広告代理店では転職者も多く、フットワークが軽い人や物事へ前向きに挑戦する姿勢があればOKなんてこともあります。

ここで注意してもらいたいのが「英語力は必須ではない」ということで、英語力があると簿記や秘書検定などの一般的な資格より有利に働きます。

そのため、広告代理店に転職をする際に、少しでも有利に活動をしたい、周りと差をつけたい、と思っている方は英語力を身に着けておいた方が良いでしょう。求人内容の中には、「ビジネスレベルの英語」が募集条件に含まれていた！そんなこともあるため、しっかり確認しましょう。

また外資系では、英語力はあったほうがかなり有利に働きます。日系広告代理店では転職の際に志望動機など面接内容が重要視されますが、外資系では固有スキルと英語力が重要視されます。

もし外資系に挑戦するのであれば、かなりの英語力が必要となるので気を付けてください。

広告代理店への選考でどのくらいの英語力が有利になるのか？

日常会話レベルで話せる必要はないですが「TOEICで730点以上」あると有利です。

理由は、ビジネスレベルの英語が必要とされる場合、かなり基礎的なレベルを図る1つの指標としてTOEIC730点というボーダーラインが設けられているケースが多いからです。

実際、広告代理店で働いていると英語でメールのやり取りをしたり、英語での電話対応をしたりと英語力が必要になってくるケースが稀にあります。業務をする中で広告商品の規格書が英語で記載されていることもあるので、そのような場合はスラスラと英語が読める必要があります。

また、求人内容に「ビジネスレベルの英語力」と記載があるケースが多く、730点以上あると面接の際にかなり良い評価になるためです。TOEIC730点以上というのは、いつでも適切なコミュニケーションが取れる・支障がない技能レベルのことで、履歴書に書かれていると有利です。

外資系では、英語問題のSPIや英語筆記試験、英会話を交えた面接などのケースがあるため、募集内容・採用条件をしっかり確認することが必要となります。

広告代理店に入社後に英語力は必要か？

転職活動の時と同じように必須ではありません。

私も広告代理店に勤めていましたが、英語力のある人は全体の1割にも満たない程度でした。英語の規格書を読むにしても、今ではGoogleなど優秀な翻訳アプリがあるため苦労しません。

実際、英語力のある人が部署内に1人いれば、その方がごく稀に来る英語案件のやり取りをするだけでしたので、必要性は感じられません。

転職用の英語力を効率的に向上させる方法とは

英語力を向上するためには、3つの方法があります。

1. 「留学で英語力を伸ばす」
2. 「英会話に通う」
3. 「英語学習サービスを使う」

しかし英語力を伸ばすには3カ月ほどの時間が必要となるので、ご自身の転職希望次期を考慮しつつ、転職活動と並行して進めることをお薦めします。

上記3つの方法について簡単にご説明します。

留学で英語力を伸ばす

1つ目の方法は留学です。とにかく英語漬けになることで、英語力は飛躍的に向上すること間違えなし！

ただ現地環境による合う合わない、ホームステイ先など大掛かりな準備が必要、コストパフォーマンスが悪いなど、デメリットが多いです。私も留学経験がありますが、時間とお金が掛かるのは辛かったです。また現地の文化や食に適応できるかどうかも問題でした。

特に転職活動をしながら数か月も留学する事はかなり厳しいため、あまりオススメできません。

英会話に通う

2つ目の方法として英会話に通うことです。

英会話教室に通うことで、英語力はかなり身に付きます。ただ授業料が高く、時間の指定もあるので転職活動をしながら通い続けるのは体力的に疲れます。仕事終わりに教室まで通い、勉強して、次回までに課題をやってくる。志望動機を考え、履歴書も各時間を考えたら大変です。

また英会話教室では英単語を広く網羅していないと、初めの会話化からつまつまずき大変です。基本的な英単語がわからないだけでも、コミュニケーションが取れなく、１から勉強しなおさないといけない！そんなこともあるため、転職活動しながらの英会話はオススメしません。

英語学習サービスを使う

3つ目の方法は「スタディサプリ」などの学習アプリを使うことです。

スマホのアプリをダウンロードすれば、すぐ勉強でき、効率的に学習できるところがポイントです。月額数千円でTOEICの点数を上げることに特化しているため、短期間で高得点を取れます。

リスニング、リーディング、単語学習など様々な機能を取り揃えているものが多く、気軽に取り組めるところも良いです。

ちょっとした時間にサクサク勉強できるため、自分で学習を進められる人にはとてもオススメです。

まとめ

広告代理店への転職で英語力が関係あるか色々と紹介しましたが、英語は必須でありません。英語が必須ではないため、とにかく志望動機をしっかり固め、深く企業研究することのほうが重要す。余裕があれば面接の練習もしておきましょう。

ただし、簿記など一般的な資格をを取るより有利に働くので、英語力あって損はありません。余裕があれば英語を学習し、TOEICで高得点を狙い、少しでも転職を有利に進めましょう。

また、広告代理店で入社後に「英語を用いた業務に携わりたい」と考えている方は、英語を学習しましょう。特に外資系や大手広告代理店では、仕事が進むにつれ英語でのやり取りが生じてくるので英語力を身につけておきましょう。