企業概要
ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)は、1973年にビル・ベインによって設立された、経営コンサルティングファームである。
世界36か国、55オフィス、約9,000名のスタッフを擁しており、東京オフィスは1981年に開設された。
マッキンゼーやボストンコンサルティングと並び、ビッグ3と呼ばれるトップレベルの戦略コンサルティング会社として知られている。
クライアントとの共同プロジェクトを通じた結果主義へこだわっており、「具体的に目に見える成果を出す」ことや「クライアントに変革(チェンジ)をもたらす」ことを目標として共有している。このようなミッションは、ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)のカルチャーにもなっている。
新入社員は入社日から即チームの一員となるため、高密度・実践的なトレーニングシステムを受けることができる。
また、能力開発に力を注いでおり、全コンサルタントが常に成長すること、上下のないコンサルタント同士の意見交換によってより質の高いサポートを提供することを目指している。
企業データ
設立 | 1981年(日本支社) |
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公式サイト | http://www.bain.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館16 階 |
代表者 | 奥野慎太郎 |
社員数 | 5700名(各国合計) |
事業内容 | 経営コンサルティング全般 |
特徴・強み
ベイン・アンド・カンパニー最大の特徴は、徹底した結果主義を掲げている点があげられる。
ベイン・アンド・カンパニー誕生以前のコンサルティングは、「レポートを提出したら終わり」という考え方が一般的だった。
しかし、創立者のビル・ベインは「企業とともに問題解決を推進し、具体的な結果につなげることこそコンサルティングのあるべき姿」と考えてベインを立ち上げた。
結果主義の実現のためには、高度なグローバル・チームワーク・カルチャーを駆使しており、他のコンサルティングファームと比較してグローバルファームとの交流が盛んであることも特徴的である。
海外メンバーと共同プロジェクトを行ったり、海外オフィスへのトランスファーも珍しくなく、グローバルでのナレッジシャアやコンサルティングレベルの底上げに繋がっている。
マネージャー手前のコンサルタントクラスの採用面接では、ある程度の即戦力性が求められるため、経営に関する幅広い知識を有しておいた方が好ましく、アソシエイトクラスであれば問題解決力のポテンシャルが高ければよいとされる。
プロボノ活動にも力を入れており、これまで多くのNPO・NGOなどの非営利団体に無償でコンサルティングを提供している。
著名な出身者
- メグ・ホイットマン – ヒューレット・パッカード社CEO、イーベイ社前CEO、2010年カリフォルニア州知事候補
- 相木孝仁 – 楽天コミュニケーションズ取締役副社長
- 後正武 – 東京マネジメントコンサルタンツ代表
- 大原聡 – 株式会社シグマクシス パートナー(シカゴMBA)
- 竹田年朗 – マーサー ジャパン パートナー
- タッド・バッジ – 東京スター銀行取締役会長
- 西谷洋介 – モニターグループ東京支社代表
- 平井孝志 – ローランド・ベルガー取締役・パートナー
選考体験記