企業概要
電通は、日本最大手および世界第5位の広告代理店です。
コミュニケーション領域を中核とし、広告主やメディア・コンテンツ企業をはじめとする顧客の経営課題・事業課題の解決から、マーケティング・コミュニケーションの実施まで、その全てを事業領域とし、日本のみならずグローバルな市場においてベストな統合ソリューションを提供しています。
米国、中国に次ぐ世界第3位の広告市場である日本で長年にわたりナンバーワンのシェアを持つ電通グループは、2015年の収益において世界第5位となっています。クライアント数は国内主要企業や主要外資系企業合わせて6,000社以上、そのポートフォリオは多様で、これらのクライアントと長期にわたる取引関係を維持しています。
電通グループはクライアントの課題の本質を見極め、真のソリューションに到達するコミュニケーションを統合的にデザインし、提案・実施していくために、電通グループの事業領域と強みを規定しています。
企業データ
設立 | 1901年 |
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公式サイト | http://www.dentsu.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都港区東新橋1-8-1 |
代表者 | 山本 敏博、髙田 佳夫、遠谷信幸 |
社員数 | 連結:60,064名 単独:6,927名 |
事業内容 | 「Integrated Communication Design」を事業領域としたコミュニケーション関連の統合的ソリューションの提供、経営・事業コンサルティングなど特徴・強み |
特徴・強み
日本の広告代理店最大手でありつづける電通。
その理由は、テレビ広告との強いつながりです。
電通の社風は、一言で言えば「体育会系」。お笑い芸人にも負けないガッツと体力で、数々の日系企業と太いパイプを作っています。
社交的で気がきく接待は、サービスだけでは差をつけにくい広告代理店業界で一歩リードする強力な武器です。「とにかく人数で押せと言われる(電通マン)」と言う声に代表されるように、勝負所には総力戦をかけるのが特徴。
「コネクションと営業力で仕事を取る」という、まさに王者の戦略といえるでしょう。
仕事の特徴では、大型の広告案件も多く飛び込んでくるため、入社時からスケールの大きな仕事に携わりやすい企業といえます。広告は使える費用で購買できるメディアやスケールが大きく変わるため、スケールの大きい仕事で売上をガツンとあげ、爽快感を味わいたいならぜひ電通を第一志望群へ入れたいところです。
実は、2013年のイギリス系広告代理店イージスの買収で、その社風にも変化のきざしが。通常、買収された企業が買収元へ影響を及ぼすことは少ないのですが、買収元のイージスが世界中に拠点を置くグローバル企業だったことから、社風にも変化の風を呼び起こしており、電通も部分的に成果主義を導入しはじめているとのことです。
また近年、海外でのM&Aを通じて電通のグローバル化はさらに加速しており、グローバルの広告業界においても存在感のある企業へと変貌を遂げつつあります。実際、売り上げのうち海外事業が約54%を占めるほどです。それに伴い、近年はグローバル採用も強化しているようです。
著名な出身者
- 安倍昭恵(内閣総理大臣夫人)
- 尼子騒兵衛(漫画家)
- 荒木経惟(写真家)
- 新井満(芥川賞作家)
- 安西水丸(イラストレーター)
- 五十嵐通夫(テレビプロデューサー)
- 石井達矢(CMプランナー)
- 伊集院静(作家・作詞家)
- 岡康道(CMプランナー、TUGBOAT代表)
- 小倉紀蔵(京都大学大学院准教授)(韓国哲学研究者)
- 大宮エリー(マルチクリエーター)
- 鏡明(SF作家、翻訳家)
- 加地隆雄(プロ野球横浜ベイスターズ元・球団社長)
- 雁屋哲(漫画原作者)
- ケン・イシイ(テクノミュージシャン)
- 小山観翁(古典芸能評論家)
- 権八成裕(CMプランナー)
- サイモン・ケリー猪木(元・新日本プロレス副社長)
- さかはらあつし(映画監督)
- 佐藤雅彦(メディアクリエーター、東京藝術大学教授)