コーポレイトディレクション(CDI)

コーポレイトディレクション

企業概要

コーポレイト ディレクション(CDI)は、1986年に設立された国内初の独立系経営戦略コンサルティングファーム。

当時、ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたコンサルタント10名によって設立されており、その一人に現在経営共創基盤で代表を務める冨山和彦氏がいる。

少数精鋭のコンサルティングファームとして、経営戦略の立案及び実施支援、ITコンサルティング、また事業戦略やM&Aにおいての戦略や仲介を請け負っている。

欧米の合理的経営戦略思考を日本企業の経営に融合させることを基本テーマとしており、海外拠点は中国・東南アジア数か国、顧客は上場企業を中心に700社を数え、幅広い業界にて最高水準の解決策を提案することを目指している。

 

設立当時の「経営戦略コンサルティング」はマッキンゼー、ボストン・コンサルティング・グループなどの外資系企業が強い分野だった。

そうした中、日本をベースとする唯一の経営戦略専門集団として、より日本の企業文化に沿った経営戦略立案・実行を行うCDI の理念は、コンサルティング業界に大きなインパクトを与えた。

企業データ

設立 1986年
公式サイト http://www.cdi-japan.co.jp/
本社所在地 東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー23階
代表者 代表取締役 石井 光太郎 /取締役 安島 孝知 /取締役 田村 公孝
社員数 60人(2015年10月現在)
事業内容 ■経営戦略立案及び実施支援、並びに組織・体制/情報システムに関わるコンサルティング業務
■事業戦略、企業の買収・合併(M&A)に関わる戦略的提言及び仲介業務

特徴・強み

コーポレイト ディレクション(CDI)は、欧米の合理的経営戦略思考を日本企業の経営に融合させることを基本テーマとすることによって、他ファームとの差別化を図っている。

設立以来、国内外の一流企業や官公庁の外部ブレーンとして実のあるコンサルティング実績を重ねてきた。それによって、戦略系コンサルティング業界において規模・質両面でのリーディングファームへと成長を遂げている。

グループのコンサルティング会社を含めると約75名の組織に成長している(2017年4月現在)。

グループのコンサルティングファームにはIT戦略策定等、IT分野の上流コンサルティングに特化したCDIソリューションズや、医薬、病院等ヘルスケア業界向けにコンサルティングを行うCDIメディカルを持つ。

これにより、戦略策定だけを支援するのではなく、地に足のついた戦略構築と実行支援をするコンサルティング体制が整っている。

 

また、2008年にはCDI-China(上海支社)、2011年にはCDI-Vietnam(ホーチミン支社)、CDI-Thailand(バンコク支社)、2012年にはCDI Asia-Pacific(シンガポール支社)を設立し、「日本をベースとしたコンサルティングファーム」から「アジアをベースとしたコンサルティングファーム」を目指して拡大している。

社風としては、日本発のコンサルファームということもあり、社内の協調性やチームワーク重視の傾向が外資系ファームに比べより強いことが特徴とされている。

上記のような点から、選考においては、人物面は勿論のこと、社風とのフィット感をしっかりと見られる傾向にある。

著名な出身者

  • 冨山和彦 – 株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO

ボストン・コンサルティング・グループ入社後コーポレイト・ディレクション設立に参画し、後に代表取締役社長に就任。2003年に産業再生機構設立に参画し、代表取締役専務兼業務執行最高責任者(COO)。郵政民営化委員会委員、内閣府・経済財政諮問会議専門委員

  • 澤田宏之 – ブーズ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
  • 松田千恵子 – ブーズ・アンド・カンパニー株式会社 ヴァイス・プレジデント
  • 小林賢治 – 株式会社DeNA 取締役 ソーシャルゲーム事業本部長
  • 神田昌典 – 経営コンサルタント
  • 加藤憲一 – 小田原市市長
  • 梅田優祐 – UZABASE 代表取締役共同経営者

選考体験記

 

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