ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)

BCG

企業概要

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、1963年にブルース・ヘンダーソンや、後に初代日本支社代表も務めたジェイムズ・アベグレンらによって設立された、経営戦略コンサルティングファーム。

全世界に50ヶ国以上、90以上のオフィス、約16,000 人のスタッフを擁している。(2018年3月現在)

東京オフィスは1966年にボストンに次ぐ2番目の拠点として設立され、名古屋オフィスは2003年に開設された。日本における社員数は約670名。

マッキンゼー・アンド・カンパニーやベイン・アンド・カンパニーと並び、戦略コンサルティングファームのトップティアとして知られている。

BCGは、企業だけでなく政府や非営利団体のバックアップも行い、社会貢献活動にも力を注いでいる。

また、同社を経て、経営者、大学教授等に転じた著名人も多く、人材輩出ファームとしても有名。

企業データ

設立 1963年
公式サイト https://www.bcg.com/ja-jp/default.aspx
本社所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者 杉田浩章
社員数 670人
事業内容 経営コンサルティング(全社事業戦略、マーケティング戦略、営業改革戦略、新規事業戦略、ポートフォリオ改革、中長期経営計画、バリューマネジメント、M&A、組織改変、財務戦略、情報システム戦略 等)

特徴・強み

「Working with client」「カスタムメイドの解決策」という哲学のもと、クライアントと緊密なパートナーシップを築き、お互いが協力し合うことで、独自の解決策や新たなインサイトを生み出し、両者それぞれ単独では生み出せない優れた成果を実現することを目指している。

この成果を実現するために、ボストン コンサルティング グループ(BCG)のコンサルタントは最高品質や結果にとことんこだわる「プロフェッショナリズム」を有し、ファームとしては「多様性からの連帯」を掲げ、様々なバックグラウンドを持つ人材の個性を尊び、強みを伸ばす文化を有しているのが特徴。

それによって、異なる強みを持ったプロフェッショナルの集合体・チームを形成し、チーム内で、時にはクライアントも含めて、徹底的にディスカッションを行うことで、新たなインサイトを生み出すことを可能としている。

 

BCGのコンサルタントにとって仕事の醍醐味は、担当するプロジェクトの種類の幅広さや多様さ、また日々変化に富んだ仕事のスピード感が挙げられる。

コンサルタントはデスクでの分析に時間を費やすこともあるが、大半はクライアントと一緒に働いている。

現場でクライアント社員や、クライアントのベンダーや顧客と意見交換をする等、クライアントとの協働に時間を費やす。

プロジェクトチームは、パートナー以下のあらゆる職位のコンサルティングスタッフで構成されている。パートナーは、チームの総括責任者としてプロジェクトを指揮し、積極的に関わる。

肩書や勤続年数を問わず、チームの全員が重要な役割を担い、協働して仕事を進めるアプローチが、BCGの根幹にある。

 

プロジェクトチームは定性的・定量的データを収集して仮説を立て、理論を検証し、検討を重ねて解決策を策定していく。最終的にクライアントが解決策を実行に移せる体制を整え、実行においてもクライアントと協働して取り組む。

最近は大手事業会社の経営企画に入り込み、クライアントと共に戦略立案だけでなく実行支援を手掛けているケースも多い。

プロボノ活動として、WFP (国連食糧計画)やSave The Childrenなどに無償でコンサルティングを提供したりもしている。

著名な出身者

  • 御立尚資
  • 堀紘一
  • 三枝匠
  • 岩瀬大輔

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