NTTデータ経営研究所

NTTデータ経営研究所

企業概要

1991年に日本最大のSI会社であるNTTデータが100%出資して設立した戦略・シンクタンク系コンサルティングファーム。

シンクタンクやITコンサルティングファームと認識されがちであるが、実際の業務はITを強みとした戦略コンサルティングやリサーチ業務である。

シンクタンク機能はなく、ITを活用した戦略立案、新規事業戦略、IT戦略等のマネジメントコンサルを中心に展開している。

NTTデータグループは、持株会社のNTTデータコンサルティングを設立した上で、ITコンサルティングを行うQUNIEと戦略コンサルティングを行うNTTデータ経営研究所を配置するというコンサルティング体制を敷いている

NTTのナレッジを活用したITのプロフェッショナルとして貢献していくという意味において、いわゆる戦略系ファーム、またはIT系・会計系・ベンダー系ファームのどちらにも偏らない独自のポジションに位置している。

企業データ

設立 1991年 4月12日
公式サイト http://www.keieiken.co.jp/index.html
本社所在地 東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル10階
代表者 川島 祐治
社員数 235名(2017年3月末)
事業内容 1. 企業経営および行政に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
2. 情報および通信システムの企画・開発に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
3. 経済、社会、産業、文化等に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
4. 前各号に関連する教育研修・セミナーの実施・運営、情報の提供ならびに刊行物の出版
5. 前各号に付帯する一切の業務

特徴・強み

得意なコンサルティング領域は、中央省庁・地方自治体への政策提案、企業の戦略立案、業務プロセス改革、システム企画などがあげられる。

最近では、IT技術を活用した新規ビジネスの企画開発支援コンサルティングも増加の傾向にあり、環境、少子高齢化、医療福祉、地域情報社会といった社会貢献分野に対しても取り組んでいる。

NTTデータ経営研究所の強み・魅力は下記があげられる・

  1. NTTデータとの協働
  2. NTTデータの営業力を活用した豊富な案件数
  3. プロジェクトアサイン数

NTTデータとの協働

NTTデータ経営研究所がコンサルティングを行い、NTTデータがSI、OSなどシステム構築を行うプロジェクトは少なく、システムはNTTデータ、企業の経営課題解決、社会課題解決などの上流コンサルはNTTデータ経営研究所とすみ分けられている。

一方で、必要に応じてNTTデータのチャネル活用や共同企画・営業、プロジェクト案件紹介などのリソースを活用して、様々なビジネス開発やクライアント支援を行うことができる。

NTTデータの営業力を活用した豊富な案件数

前述の通り、NTTデータの営業力を利用して仕事を受注できるので、案件が安定的に入ってくる。NTTデータ経由であるため、官公庁絡みの案件も多い。

プロジェクトアサイン数

年間10本前後のプロジェクトにアサインされ、同時に複数の案件に参画することができる。

他ファームのコンサルタント職位では、プロジェクト掛け持ちするケースが少ないため、短い期間でより多くの経験を詰めることは魅力である。

著名な出身者

選考体験記

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