ガートナージャパン(Gartner)

Gartner

企業概要

ガートナー(英: Gartner, Inc.)は、IT分野の調査・助言を行うITコンサルティングファーム。

本社はコネチカット州スタンフォードにあり、2001年までガートナー・グループ(The Gartner Group)という名称であった。

1979年に創設されたガートナーは、米国コネチカット州スタンフォードに本拠地を置く業界最大規模のITアドバイザリー企業。

世界に85の拠点を持ち、約1,200人のリサーチ・アナリストおよびコンサルタントを含む4,400人以上のアソシエイツで構成されている。

ガートナーのサービスは、主に下記となっている。

  1. ITプロフェッショナル向けのリサーチ・アドバイザリ・サービス(Gartner Research)
  2. 世界規模で開催されるイベント(Gartner Events)
  3. CIOや情報担当者に特化したエグゼクティブ プログラム(Gartner Executive Programs)
  4. コンサルティング(Gartner Consulting)

ガートナーの顧客には数々の大手企業や政府機関が名を連ねており、IT系企業や投資組合なども多い。

企業データ

設立 1979年(日本オフィス:1995年)
公式サイト https://www.gartner.co.jp/
本社所在地 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー5階
代表者 日高 信彦
社員数
事業内容 リサーチ(Gartner Research)、エグゼクティブプログラム(Gartner Executive Programs)、コンサルティング(Gartner Consulting)、イベント(Gartner Events

特徴・強み

日本での位置付けとしては、調査会社という認識をもたれているが、ガートナーの特徴はそれだけにとどまらない。

特徴は下記の3点があげられる。

  1. 中立性・公平性
  2. スペシャリスト集団の正確かつ圧倒的な情報量
  3. ビジネス貢献度の高いIT支援

中立性・公平性

ガートナーは、SI、ハード、ソフトウェアの販売を一切行っておらず、全てのITベンダーと等距離を保ちながら、ITユーザーの視点で調査・分析を行うように取り組んでいる。

競合他社のITコンサルティングファームがプロダクトアウト(特定製品の導入やSI、アウトソーシングによる利益誘導型のスタンス)で収益拡大に傾倒するなかで、ガートナーはそれを行わないことを価値としている。

それにより、クライアントに対して本質的な最適解のみを提案できるようにしている。

世界最大のスペシャリスト集団の正確かつ圧倒的な情報量

グローバルで1,200名を超えるアナリスト及びコンサルタントがコミュニケーション、ITサービス、ソフトウェア、ハードウェア、半導体までの幅広いICTを対象に調査・分析・予測を行い、年間7,000本以上のリサーチを執筆している。

他社と比較しても、ガートナーほどに大規模なリサーチ組織を有しているファームは少なく、過去のノウハウも含めて圧倒的な優位性を築いていると言える。

ビジネス貢献度の高いIT支援

戦略コンサルやビジネスコンサル出身のプロフェッショナル集団が、年間23万件を越えるクライアントの以来に対応している。

ガートナーコンサルティング(コンサルティング部門)については、以前はIT戦略立案、IT-ROI診断、RFP作成支援、PMO等の案件が多かったが、昨今ではITの枠に捕らわれない経営戦略、組織戦略アドバイザリーなどの案件も増えている。

著名な出身者

選考体験記

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