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【オファー獲得した書類公開】コンサル転職での「貢献できること」の書き方・作り方・例文

コンサル転職貢献できること

【オファー獲得した書類公開】コンサル転職での「貢献できること」の書き方・作り方・例文

コンサルへの転職においては、志望動機書の提出が必須となっています。

志望動機書には、主に「志望動機」と「貢献できること」を記載するのが一般的となっています。

志望動機書は、大体A4用紙1~2枚で、前半が志望動機、後半が貢献できることという構成になります。

この「貢献できること」については、私も転職活動の際に「何を書けばいいのか?」「どのくらいのレベルの内容を書けば受かるのか?」で非常に悩みました。

 

そこで今回は、この貢献できることの書き方について紹介したいと思います。

特に、以下の点を踏まえての記事になっています。

  1. 4つのコンサルフからオファー獲得した「貢献できること」を公開
  2. 「貢献できること」を作成する際の重要ポイント
  3. 志望動機に「貢献できること」を記載する理由

尚、志望動機の作り方・書き方については、

で詳しく紹介しています。

私がコンサルからオファー獲得した「貢献できること」

初めに、私がコンサルへの転職活動で伝えていた「貢献できること」をご紹介します。

私は、前職の広告代理店経験を踏まえた2つの「貢献できること」を伝えていました。

 

前職は広告代理店だったため、広告効果の測定や目標の設計というスキルを記載しました。

以下に、実際に使った書類の文章を公開したいと思います。

身バレを防ぐために、文章や内容を多少変えていますが、ほぼこの通りです。

貢献できること

私は、定量的な分析能力と適切なKPI設定において、貴社に貢献できると考えております。

 

(1)定量的な分析能力

広告コンサルタントとしてサイト分析ツールの〇〇やアプリ分析の△△、BIツールの▲▲などを活用して広告効果を正確に判断するための分析業務を担ってきた経験から貢献することができます。

 

分析をする上で、どういったことを比較・検討したいのかという仮説を常に持ち、必要に応じてロジックツリーなどで構成要素を確認しながら、効率的な分析を行ってきました。

 

また、上記ツールを活用する中で広告のアトリビューション分析やサイト内の回遊分析を行い、BIツールでわかりやすく可視化するなど、分析結果をサマリーに落とし込むといった経験も活かし、貢献できると考えております。

 

(2)適切なKPI設計

広告配信の実施においてクライアント側担当者の目の前のKPIだけでなく、コンサルティング期間のKGIを念頭に置いたアドバイスと運用を心がけてまいりました。

 

目の前の指標に気を取られて最終的な利益を見落とすことがないよう、ゴールまでを俯瞰し、クライアントの許容できるKPI設定と目指すゴールの達成効率を両立させるロードマップを考え抜くことで、クライアントの信頼を得つつ売上拡大への貢献ができたと考えます。

 

上記は、相手の状況と利益を思量して最適なコンセンサスを獲得する力として、クライアントの何を解決しなければならないのか、そのためにはどういった解決策を打つ必要があるのかという具体的な実行プランに落とし込むうえでも貢献できると考えています。

性格的な強みというよりも、目に見える実務的な強み(スキル)の記載をしています。

これは、転職エージェントと相談しながら作成したものですが、基本的には実務的なスキルセットを書くのが好ましいとされています。

そのような「貢献できること」を作成する際の重要なポイントについて、紹介していきます。

「貢献できること」を作成する際の3つの重要ポイント

「貢献できること」は、面接でもよく質問される重要な内容なので、しっかりと作成する必要があります。

その際に必ず入れるべき内容は、以下の3つです。

  1. 実務的な強みやスキル(自分ができること)を記載する
  2. どのような場面で貢献できるのか・活かせるのかを記載する
  3. 根拠として、具体的な事例を記載する

 

この3つの要素は、文章の中に必ず入れる(伝える)ようにしてください。

1つでも欠けると、説得力が無くなってしまうため、3点セットとして覚えておくのが良いです。

それぞれについて、簡単に説明します。

実務的な強みやスキル(自分ができること)を記載する

先ほどもお伝えしましたが、実務的な強みを中心に記載しましょう。

「貢献できること=価値を出せること」なので、どのようなスキルを持っていて、その結果何ができるのかを明確に伝える必要があります。

例えば、皆さんは現職で経理部の業務に従事しているします。

私は前職で経理業務を行なっていた経験から、Excelの関数を使いこなすことができ、効率的に分析業務を行うことができます。

これは「貢献できること」ということになります。

 

もちろん、”誰よりも効率的に分析できる”という相対的なスキルであれば尚良しですが、必ずしも周りと比較した上での強みじゃなくても大丈夫です。

つまり、自分は過去の経験からこういった業務ができますという絶対的な評価による強みだとしても、それは貢献できることになります。

 

そのため、まずは自分が経験してきた業務で学んだスキルや、自分の中で得意なスキルを洗い出すことが重要です。

 

私の場合は、前述の通り「広告代理店の経験から、デジタルの分析ツールを使うことができ、それによって効果的・効率的な分析業務をすることができる」という内容にしています。

ちなみに、「貢献できること=性格的な強み」と勘違いする人もいますが、それはやめましょう。

性格的な強みは、結局何に貢献できるのか?が分かりづらいなど、受け手にとって判断がしづらいためです。

そもそも、職務経歴書の最後に自己PRを記載する欄があり、その部分に性格的な強みを記載するのが一般的なので、「貢献できること」はあくまで実務面の内容にすることがポイントです。

コンサルのどのような場面で貢献できるのか・活かせるのかを記載する

ここは非常に重要なポイントです。

1つ目のポイントで紹介した「〇〇ができる」ということがコンサルファームに入ってからどのように活かせるのかを伝える必要があります。

先ほどの経理の例で考えてみると、以下のような内容になります。

私は前職で経理業務を行なっていた経験から、Excelの関数を使いこなすことができ、効率的に分析業務を行うことができます。

このスキルは、貴社に入社した後に、市場分析などの業務に活かすことで貢献できます

つまり、どういった場面で貢献できるのか?を記載するためには、コンサルタントの仕事をある程度理解しておく必要があるのです。

いくら強みとなる経験やスキルがあったとしても、コンサルファームで活かすことができなければなんの意味もないので、気をつけましょう。

 

一方で、コンサルで活かせるスキルが無い・・と悩んでも、伝え方によっては貢献できることとして、使うことができます。

 

例えば、以下のような場合は、一見コンサルの業務とは関係のない経験ですが、伝え方によっては貢献できることに変わります。

私は、前職でテレアポや飛び込みなど新規開拓の営業をしていました。

新規開拓は初対面の顧客と関係を構築していく必要があり、そういったスキルを会得しました。

その経験から、コンサルタントとして顧客とのリレーションを築く際に貢献できると考えています。

かなりふわっとした例ですが、方向性としてはこのような書き方もできるのです。

以上のように、「自分ができること+コンサルのどの場面で活かせるのか」を作り上げましょう

根拠として、具体的な事例を記載する

3つ目のポイントは、自分がそれをできることの根拠を記載するということです。

これは、自分自身のリアルな経験の中で、そのスキルを使って成し遂げたことのエピソードを伝えると分かりやすくて良いとされています。

これを入れる理由は、その貢献できること(=過去の経験やスキル)は、本当にコンサルに入って活かすことができるのかを面接官に納得させるためです。

 

具体的に、どういった業務で、どういった結果を出したのかを話せば、面接官もある程度そのスキルのレベルを把握することができます。

もちろん、コンサルに入ってすぐに一流のレベルで貢献できる必要はありません。

むしろ未経験の場合、そんな人は存在しないでしょう。

ただ、あまりに基本的すぎる内容だと、「誰でもできるじゃん」となってしまうので、それなりに自分が得意としているスキルについて、成功体験と一緒に伝えましょう。

 

これについては、書類上で記載する必要はありません。

理由は、文章が長くなりすぎてしまうからです。

そのため、面接で質問された際に話せるよう、自分の中で整理をしておいてください。

ちなみに私も、2つの貢献できることに対して、それぞれ過去の成功エピソードを裏付けとして用意していました。

 

余談ですが、私は面接で結構これについて突っ込まれて、非常に焦った思い出があります。

私が貢献できることを伝えた際に、面接官から「それってかなり基本的なことですよね?」と言われました。

「おっしゃる通り、これからさらにそのスキルを応用して使っていく必要はあると思います」的な感じで逃げ切りましたが、割と突っ込まれるので皆さんも気をつけてください。

志望動機に「貢献できること」を記載する理由

そもそも、なぜ志望動機書に「貢献できること」を記載する必要があるのかについてです。

結論から言うと、自分がコンサルに入社するための論理的な志望動機を作成するためです。

 

志望動機書とは、言い換えれば「自分がそのコンサルを受ける理由」です。

しかし、前半部分の「自分がコンサルを志望する理由=受けたいから」だけでは、非論理的ですし、コンサルにとっても採用する必要があるのかという判断ができません。

つまり、入社する理由は「1つは自分が志望すること、2つ目は自分が貴社に貢献できると考えていること」というロジックにすることで、合理的な志望動機にすることができます。

このことを意識して、独りよがりにならないように志望動機を作成していくことが大切です。

まとめ

今回は、志望動機に記載する「貢献できること」の書き方やポイントについて紹介しました。

書類はもちろんのこと、面接でも聞かれる非常に重要なポイントです。

深く質問されても、自信を持って貢献できると言えるような内容を考え、作成していきましょう。