企業概要
IBMグループの世界最大級のビジネスコンサルテイングファーム(GBS:グローバル・ビジネス・サービス)。
設立の経緯としては、2002年10月にIBMがグローバルのPwCコンサルティングを買収し、よりシナジーを強化するために、2010年4月にIBMとIBMビジネスコンサルティング サービス(IBCS)が統合した。
コンサルティングサービスは、IT・通信領域の強みも活かしたIBMの主力事業の1つである。
これまでの豊富な実績を基盤に、世界のIBMグループと密接な連携をとりグローバルベースでの連携し、分断されたサービスではなく、ビジネスコンサルティングからシステム構築、業務アウトソーシングまで一貫したサービスをグループとして提供している。
尚、IBM全体としてはForbes社『世界で最も価値あるブランド』ランキングで常にトップ10入りを果たすほか、24年連続で米国特許取得数1位を獲得、さらに創立以来6名のノーベル賞受賞者を輩出するなど、世界有数のリーディング・カンパニーとしてIT業界を牽引している。
企業データ
設立 | 1937年 |
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公式サイト | http://www.eyadvisory.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 |
代表者 | エリー・キーナン |
社員数 | 非公開 |
事業内容 |
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特徴・強み
IBMの特徴・強みとしては下記の3点があげられる。
- IBMの最新IT技術を活用したコンサルティングサービス
- IBMの営業力とブランド力
- PwCコンサルティングのナレッジ
IBMの最新IT技術を活用したコンサルティングサービス
IBMはIT・システム領域のコンサルティングだけではなく、経営戦略や事業戦略までカバーしている。具体的には、グローバル戦略、事業再編・M&A戦略、新事業創出などの事業戦略といった領域があげられる。
その一方で、デジタルマーケティング戦略、R&Dイノベーション戦略、技術を梃子とした成長戦略、データアナリティクスなど、従来から積み上げてきたIBMの強みを活かした総合的なビジネスコンサルティングを手掛けている。
特に、世界最先端の研究を行っている基礎研究所を有するなど、IBMが持つ最新技術を取り入れた新規事業やイノベーション、各業界トップ企業だけでなく政府官公庁にもつながるネットワークを活かした新産業創出などは他ファームには無い強みとなっている。
IBMの営業力とブランド力
過去のマスコミ調査においても「期待したいコンサルティング会社」の一位に選ばれるなど、大手コンサルティング会社の中でも大きなブランド力を有している。
案件獲得の際にブランド力が問われるコンサルティング業界では特に強みとなる部分と言える。
PwCコンサルティングのナレッジ
PwCコンサルティングの時代からの研修、ナレッジマネジメント、リサーチの専門部隊を多く抱えているため、他のコンサルティングファームと比較しても、しっかりとした研修制度・ナレッジマネジメント・方法論を有している。
そのため、コンサルティングサービスのクオリティは非常に高いものを保つことができている。
著名な出身者
- 奥井規晶 – 元ベリングポイント社長(日本法人)
- 安田結子 – ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク日本代表
- 片岸幹夫 – バリューコマースCOO(マザーズ)
- 平井康文 – シスコシステムズ社長、元マイクロソフト専務
- 山元賢治 – 元日本オラクル株式会社取締役、元アップルジャパン社長
- 安斎富太郎 – SAPジャパン社長、元デル社長(日本法人)
- 宇陀栄次 – セールスフォース・ドットコム社長(日本法人)、元ソフトバンク・コマース社長
- 小出伸一 – 日本ヒューレット・パッカード社長、元ソフトバンクテレコム副社長COO
- 向井宏之 – トランスコスモス専務(東証1部)、元レノボ・ジャパン社長
- 遠藤隆雄 – 日本オラクル株式会社取締役兼代表執行役社長CEO(東証1部)
- 日高信彦 – ガートナージャパン社長
- 加賀山進 – シマンテック社長(日本法人)
- 相浦一成 – GMOペイメントゲートウェイ社長
- 玉塚元一 – リヴァンプ代表パートナー、ロッテリア会長