EYアドバイザリーコンサルティングの平均年収
EYアドバイザリーの平均年収は約900万~1,000万とされています。
EYアドバイザリーはBIG4の中では年収水準が低い方です。
これは、日本でのプレゼンスがそこまで高くないということが関係しています。
ただ、他ファームと比較して昇進が早い傾向にあります。
なので、新卒入社して昇進してから他ファームに転職する人も多いです。
EYアドバイザリーコンサルティングの役職別年収
役職 | 年次(順調推移) | 年収(推定) |
アナリスト | 1年~2年 | 480万-500万 |
コンサルタント | 2年~3年 | 500万-550万 |
シニアコンサルタント | 3年~5年 | 550-700万 |
マネージャー | 5年~8年 | 700万-1000万 |
シニアマネージャー | 8年~13年 | 1000万-1400万 |
ディレクター | 1400万-1800万 | |
パートナー | 1800万- |
役職は7ランクに分かれており、新卒の場合はアナリストからスタートとなります。
見てもらうとわかるように、他ファームと比較して昇進までの年数がとても早いですね。
しかし、各ランクの年収水準は非常に低いです。
そのため、新卒で入社した場合はシニアコンサルタントに3年くらいでなり、他ファームへ転職するというケースが多いようです。
EYアドバイザリーコンサルティングのボーナス(賞与)
EYはボーナスが支給されます。
目安金額は年収の10~20%くらいです。
そのため、コンサルタントの場合は500万+50万くらいと考えておくのが良いでしょう。
EYアドバイザリーコンサルティングの残業代制度
EYは、30時間/月の残業代が年収に含まれています。
他のBIG4と違う点は、30時間を過ぎた分に関しては申請してもらうことができるという点です。
もちろん、すべてのケースでそうなるわけではありませんが、比較的残業代をもらいやすい社風であるとされています。
その理由は、2016年に違法残業によって書類送検されたため、ルールを改正したからです。
なので、最終的にもらえる金額は、年収+ボーナス+残業代ということになります。
コンサルタントの場合は約550万+残業代という計算です。
EYアドバイザリーコンサルティングの福利厚生制度
各種保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、団体生命保険など |
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諸手当 | 通勤手当、出張手当のみ |
休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇等、創立記念日 |
その他 | テクニカルトレーニング、ソフトスキルトレーニング、オンライントレーニング、語学トレーニング |
EYアドバイザリーの福利厚生は非常に手薄い印象です。
最低限の有給や通勤・出張手当などは存在していますが、家賃補助などは一切ありません。
唯一、健康保険組合のポイント制度があるため、ポイントがたまると景品と交換をすることができるくらいです。
ただ、他BIG4をはじめとしたコンサルファーム自体、福利厚生については軒並み手薄く、年収の高さでそれをカバーしているため、最初から期待値を下げておくべきでしょう。
EYアドバイザリーコンサルティングの転職に強いエージェント
EYアドバイザリーコンサルティングへの転職成功率が高くなるエージェントをご紹介します。
詳細は以下の記事をご覧ください。
アクシスコンサルティングは総合ファームへの転職に非常に強いエージェントです。
コンサル専門の転職エージェントとして、大手3番手ほどで、アクセンチュア・デロイト・PwC・EY・アビームなど総合系ファームへの転職支援実績が豊富です。
総合評価 | |
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EY転職に強い理由 | アクシスコンサルティングがEYの転職に強い最大の理由は、EYを含む総合系ファームへの転職支援実績が圧倒的に多いことです。
転職支援実績が豊富であることから、下記のようなメリットを享受することができます。
EYの選考では、ケース面接を実施されることが多いです。 ケース面接は、過去の出題を見るなど対策をしないと攻略がとても難しいです。 しかし、アクシスはEYへの転職支援実績が非常に多いので、ケース問題の傾向や、面接の質問内容などに合わせた対策を行ってくれることがあります。 2点目については、アクシスコンサルティングのEYへの転職支援実績が多いことから、EYの採用担当者との繋がりが非常に強いと言われています。 仮に転職者が面接で当落選上にいる場合、アクシスが転職者を強く推薦(プッシュ)することでオファーに至るというケースが多くあります。 こういった理由から、アクシスコンサルティングはEYへの転職に強いエージェントとされています。 |
アクシスの強み・メリット |
アクシスコンサルティングを使うメリットは、下記の2点です。
アクシスコンサルは、書類添削や選考対策など、ファームごとの傾向を踏まえて対策を行ってくれます。 コンサル専門エージェントの最大手では無い分、1人1人へのサポートが手厚いと評判です。 書類添削はもちろんですが、模擬面接等も行ってくれます。 2週間に1回などで行ってくれるケースもあるため、面接慣れや自身の棚卸しをすることができます。
また、もう1つの強みは、総合コンサルファームとの繋がりが非常に強いことです。 アクセンチュア、デロイト、PwCなどへの転職実績が豊富で、ファームの人事担当者とも繋がりが強いです。 そのため、面接後にアクシスコンサルが応募者をプッシュすることで内定に至るケースが多々あります。 |
転職業界の最大手エージェントです。
大手エージェントは、コンサルに強くないイメージがありますが、実はコンサルティング業界専門部署があるなど、中規模のコンサル専門エージェントよりも総合ファームの転職実績が豊富です。
総合評価 | |
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EY転職に強い理由 | リクルートがEYへの転職に強い理由は、アクシスと同様にEYへの転職支援実績が豊富であるためです。
また、リクルートエージェント経由でEYに応募する人数はとても多いため、EYの採用状況や面接の質問内容などの情報が入ってきやすいというのも理由としてあげられます。 また、リクルートエージェントにはコンサル対策用の専門部署があり、総合系ファームの情報などが多く集まっています。 そのため、EYと他BIG4やアクセンチュアを比較した際の、EYの特徴や強みなども教えてもらうことができます。 |
リクルートの強み・メリット |
リクルートエージェントの最大の強みは、以下の2点です。
前述の通り、リクルートは大手エージェントですが、コンサル業界の専門部署があるためコンサル対策に特化した支援を受けることができます。 私の同期でも、5人中3人がリクルートエージェント経由でコンサルに転職してきています。 特に総合コンサルは採用人数が多い分、転職実績も豊富となっており、選考対策も総合コンサルに特化した支援を受けることができます。 また、転職エージェントの最大手であるため、他業界の転職ノウハウも豊富です。 大手エージェントは専門性が無いように思われがちですが、中規模のコンサル専門エージェントよりもコンサル転職の実績といった面で、非常に安定感があります。 |
まとめ
今回は、EYアドバイザリーコンサルティングの年収・給与について役職別にご紹介しました。
コンサルへの転職を検討する際に、年収がどのくらいになるのかは非常に重要な要素です。
また、残業代や福利厚生制度に関しても他コンサルと比較する上では検討すべき事項になるでしょう。
今回ご紹介した内容を参考に、悔いのない転職活動をして頂ければと思います。