【内定獲得した例文公開】広告代理店への転職を成功させる「自己PR」の作成方法
広告代理店への転職は職務経歴書の自己PRの書き方が非常に重要です。職務経歴書での自己PRは何を書いいいか分からないと、悩んでしまうと思います。そのポイントをまとめています。
例えば広告代理店営業の職種であればポイントは経験した媒体の種類を明記することです。WEBサイト、WEB広告、新聞、TV、ラジオ、雑誌、OOHといった、媒体の種類は必ず明記しましょう。関わったプロジェクトと自分のポジションを分かりやすく記載し、業務経験はディレクション、プランニング、提案営業、企画書作成、進行管理などの業務もわかるようにし、実績(売上・達成率・順位)をきちんとアピールすことが大事です。
書類選考の通過率を上げて、広告代理店へのステップアップ転職、キャリアチェンジの転職などの参考にして頂ければと思います。
内定獲得した自己PRの例文を公開
広告営業の場合
自身の強みとしては、話題性の高い広告をクライアント提案できることです。目まぐるしいトレンドが変化し、短い期間で新しいものを生み出す必要のある消費財業界の広告を取り扱う経験をしましたので、画期的な広告やアイデアを営業活動に活かせるようになりました。
また、部署をまとめる経験をさせて頂いたことでマネジメントを行うノウハウが身に付き、現職ではメンバーの教育に力を入れております。
営業活動においては新規企業開拓、またメディアプランニングやプロモーション戦略等の立案から進行管理、実行までトータルでサポートしていたことに自信を持っています。
今後は、これまでの経験を活かして貴社にお役立てるよう仕事に取り組んで参りたいと考えております。
WEBマーケティングの場合
デジタル広告やWEBを活用した集客・マーケティングに強みを持っています。
常に新しいプロモーション手法を検討し、情報集を行っています。特に今後はソーシャルメディアを積極的に利用していきたいと考えております。また、サイト内のアクセス解析・データ分析に力を入れて行ってきました。数字を元に提案を行っていくということを意識しています。
WEBデザイナーの場合
これまでサイト制作、WEBディレクション、WEBマーケティングの仕事に幅広く携わってきました。とくに新規コーポレートサイトの制作期間には、ビジュアルデザインの他、企画立案、進行管理、コピー作成、撮影ディレクション、入稿まで広く経験し効率良く業務を進めてまいりました。
自身のスキルをさらに向上させ、今後もより多くの顧客に喜んで頂くサイト制作、WEBディレクションに関わっていきたいと考えております。
コピーライターの場合
広告制作に関わり約10年となります。ホームページやメールマガジン、HTMLメールなどWEB関係に関わる企画・立案から構成案企画、原稿作成などの経験を豊富に積んできました。広告代理店においてコンセプト提案からWEBの細かな更新に到るまで、川上から川下まで経験させて頂いたのは、今後制作に関わっていく上で貴重な経験になったと考えております。
デザイナーの場合
今日まで広告・販促・印刷について様々な経験をしてきており、広告やクリエイティブに関する業務は早々に会社に貢献できると思っております。また、クリエイティブ業務だけではなく、営業所の設立や外注コストの削減、システムやネットワーク環境の改善による業務効率化等、様々なことに自ら率先して取り組み、経験・実行してきております。
こういったクリエイティブ以外の業務においても、今までの経験を活かしていこうと思っております。
自己PRを作成する際の重要なポイント
自己PRを作成するのあたって重要なポイントは3つあります。
- 課題解決に向け実際に行動したこと、工夫したこと
※クリティカルシンキングの発想が出来るかが重要です。 - その結果と、その事例、実績
※転職は基本的には即戦力採用です。過去の実績を具体的な数字を使って記載することが大事です。 - そのスキルを今後どのように活かしていきたいか
※キャリアビジョンが明確にあるかが問われ、5年後、10年後の目標があれば、その目標に対して会社でどのように活躍していきたいが大切です。
どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキル(コミュニケーション能力、論理的思考力、課題解決力、リーダーシップなど)を簡潔に記載することが重要です。
職務経歴書の実績(内容)に合わせた強みにする
職務経歴書に記載した実績が読み取れる強みを明記することが重要です。
転職採用のポイントはその人が一貫性(転職理由と志望動機・経験に一貫性があるか)を持っているかどうかです。
特に職務経歴書に記載されている経験から、候補者のストロングポイントが自分の企業にとって採用するメリットがあるか。その点をひと目で分かりやすく記載することが大事です。
職務経歴書では経験を具体的に細かく記載しますが、反対に強みは箇条書きなどで分かりやすく書くことが求められます。
例えば広告営業の場合は下記のような例です。
- 新規開拓
- 広告作成ディレクション
- プレゼンテーションスキル
- 企画提案営業
デジタル関係の営業の場合は下記のような例です。
- Web広告、解析、制作サービス全般の知識
- サイトディレクション、コピーライティング
- Word、Excel、PowerPoint(文書作成、リスト作成、提案書・企画書作成)
- HTML、CSS(簡単なコーディング)
自身のスキルはしっかり棚卸しをし、分かりやすく記載することが重要です
実績の根拠となるエピソードを入れる
職務経歴書には残した実績を具体的に記載することが重要です。
例えば、
- 「営業成績トップ」と書かれていても何人中1位なのか
- 「会社の売上に貢献」と書かれていても目標金額に対してどれくらいの達成度合いなのか
- 前年比でどれくらいアップしているのか
- 新規開拓の割合はどれくらいで既存クライアントにはどのような提案をしていたのか
などの視点を盛り込んで作成することが重要です。
また、実績を記載する時は具体的に具体的に書くことが重要です。ポイントとしては数字を入れること。数字は職務経歴書を読む人にとって非常に分かりやすいことで、説得力がある材料になります。さらに具体的なエピソードがあるとより根拠を増します。
自分の経験からスキルを習得し、実績を残した内容は面接でも盛り上げるテーマになりますので職務経歴書で記載しておけば、必ず面接での話にも繋がります。
面接で自分の経験やスキルをよりアピールするためにも、職務経歴書の時点で具体的に分かりやすく、数字の根拠を出してアピールすることが内定への近道となります。
マインド・性格的な自己PRを1つ入れる
職務経歴書を見るポイントにおいて、スキルセット(何が出来るのか、即戦力として活躍出来ること)と同様にヒューマンスキル(人間性・性格・マインドなど)も求められます。
コミュニケーション力や聞く力、忍耐力やストレス耐性の強さ、誰とでも仲良く出来る社交性、場を仕切れるリーダーシップ力、協調性、継続出来る力、など性格的な要素を職務経歴書に中に入れることも重要です。
その際はプライベートでの活動や、学生時代からのめり込んでいた部活動のことなどを具体例に出しながら記載すると相手がイメージしやすい職務経歴書になります。
その理由として、企業はスキルだけを求めているわけではありません。
会社の理念に向かった、仲間と一緒に頑張っていけるチーム力を強化するために採用活動をしています。会社に入って一緒に努力出来る人間か、途中で諦めるような人ではないか、また会社というチームの中でどういう役割になりそうかをイメージ出来るためです。
「自己PR」と、志望動機書の「貢献できること」の違い
「自己PR」と志望動機書の「貢献できること」には違いがあります。
「自己PR」は人間性を記載します。
例えば、
- 世の中のニーズに敏感で常にアンテナを貼って新しいチャレンジをする
- 自主的に主体的に取り組む姿勢がある
- 過去の部活などの経験からチームプレーを得意とする
- 誰にも負けたくない負けず嫌いな性格
などが自己PRで記載すると良い項目です。
逆に「貢献できること」は
- 新規開拓営業
- プレゼンテーション
- メディアプランニング
- コミュニケーションプランニング
などテクニカルスキルを記載すると企業にとって魅力を感じてもらいやすいです。
自己PRは自分の人間性を見てもらうため、貢献できることはスキルを記載します。また、ポイントとしては貢献できることを応募する企業の課題を理解して書くことです。応募する企業の課題が分かっていて、その課題を解決するために自分のスキルを活かせられるのであれば、それに越したことはありません。
しっかりと企業研究をして書くことが重要です。
広告代理店への転職率を上げるために活用すべきエージェント
最後に、広告代理店への転職成功率を上げるためのエージェントをご紹介します。
マスメディアン
マスメディアンはWeb・広告・マスコミ業界特化型の転職エージェントです。
求人数が2000件以上と豊富で、電通、博報堂、ADK、大広、Jekiなど大手広告代理店への転職を多数実現しています。本気で広告代理店や広告業界を目指す人なら、絶対に登録してほしいエージェントです。情報量・質のどちらをとっても、広告業界専門のエージェントでNo.1です。
総合評価 | |
---|---|
広告代理店の転職に強い理由 | マスメディアンが広告代理店の転職に強い最大の理由は、電通や博報堂を含む広告代理店への転職支援実績が圧倒的に多いことです。
応募者に関しても転職支援実績が豊富であることから、下記のようなメリットを享受することができます。
広告業界の著名メディア「宣伝会議」グループなので、最新の広告業界転職事情に詳しく、最新の広告業界動向や求人情報を教えてもらうことができます。 また、マスメディアンは大手総合代理店の求人が多く、転職実績も多く保有しています。過去の転職志望者が面接でどういった質問をされたのか、どのような受け答えをすると内定に近づけるのかといった情報も広告代理店ごとに把握しているため、面接前の対策も十分に行うことが可能です。 また、マスメディアンの転職支援実績が多いことから、広告代理店の採用担当者との繋がりが非常に強いと言われています。 仮に転職者が面接で当落選上にいる場合、マスメディアンが転職者を強く推薦(プッシュ)することでオファーに至るというケースが多くあります。 こういった理由から、マスメディアンは広告代理店への転職に強いエージェントとされています。 |
マスメディアンの強み・メリット |
マスメディアンを使うメリットは、下記の2点です。
マスメディアンは、前述の通り広告代理店への転職実績が非常に豊富なため、質の高い面接や選考情報を共有してもらうことができます。 広告代理店ごとに面接の質問内容などは多少違いがあるため、面接や選考傾向を把握して対策することが内定率のアップに大きく影響してきます。 また、もう1つの強みは広告代理店との繋がりが非常に強いことです。電通や博報堂など大手総合代理店、サイバーエージェントやセプテーニなど専業広告代理店どちらへの転職も実績が豊富で、各代理店の人事担当者とも繋がりが強いです。 そのため、面接後にマスメディアンが応募者をプッシュすることで内定に至るケースが多々あります。 一報で、模擬面接といったサポートについては大手の総合転職エージェントと比較するとイマイチです。 その理由は、キャリアコンサルタントが担当する1人当たりの転職希望者が非常に多いたmです。マスメディアンは大手と比較してキャリアコンサルタントの数は多くありません。そのため、転職希望者1人に割ける時間というのは限られています。 もし、模擬面接などのサポートをかなり手厚く受けたいと考えている場合は、そういった点では期待通りにならないケースもあります。 |
リクルートエージェント
転職業界の最大手エージェントです。
大手エージェントは、広告代理店など専門業界に強くないイメージがありますが、実は広告業界専門部署があるなど、中規模の広告専門エージェントよりも転職実績が豊富です。
総合評価 | |
---|---|
広告代理店の転職に強い理由 | リクルートが広告代理店への転職に強い理由は、マスメディアン同様に転職支援実績が豊富であるためです。
また、リクルートエージェント経由で広告代理店に応募する人数はとても多いため、採用状況や面接の質問内容などの情報が入ってきやすいというのも理由としてあげられます。 また、リクルートエージェントには広告業界対策用の専門部署があり、各代理店の情報などが多く集まっています。 そのため、電通と博報堂の違いや各代理店の特徴や強みなども教えてもらうことができます。 |
リクルートの強み・メリット |
リクルートエージェントの最大の強みは、以下の2点です。
前述の通り、リクルートは大手エージェントですが、広告業界の専門部署があるため広告代理店対策に特化した支援を受けることができます。 私の同期でも、5人中3人がリクルートエージェント経由で大手広告代理店に転職してきています。 また、転職エージェントの最大手であるため、他業界の転職ノウハウも豊富です。 大手エージェントは専門性が無いように思われがちですが、中規模の広告業界専門エージェントよりも転職の実績といった面で、非常に安定感があります。 |
まとめ
最近人気の広告業界で転職を成功させるには職務経歴書に記載する自己PRがとても重要です。
広告業界の仕事は常にチームプレーを求められます。営業がいてプランナーがいて、ディレクター、デザイナー、エンジニアなど様々な人を通して仕事を進めます。スキルはもちろんですが、チームプレーにおいて人間性は非常に大事です。その人間性を理解してもらうためにも職務経歴書内に記載する自己おPRはとても重要な項目です。自分という人間を知ってもらうために、しっかりと自己分析をし、自分の強みや特徴を理解し、自己PRで記載することが転職の成功に繋がります。
転職で幸せなワークライフを送ってもらうためにも、本記事を参考にして頂けると幸いです。